当店は、昭和46年創業の「たら福ラーメン」から続く先代からの「塩ぎょうざ」を継承し、総合居酒屋おるげんとで更なる美味しさを日々追求していく過程で、この度、熊本初の元祖「鉄なべ餃子」くまもと総本店として、新たな餃子の魅力を発信していくこととなりました。

店舗は、大正昭和レトロな雰囲気の一軒家づくりで、ご家族からご宴会まで幅広くご利用いただける地域密着型の居食屋レストランを目指しております。

鉄なべ餃子は北九州市が発祥と言われますが、当店の鉄なべ餃子は、熊本の食文化に合わせたサイズ感と食感で、熱々の「鉄なべ」と伝統の「塩ぎょうざ」を融合させた当店オリジナルの新しい熊本名物料理です。

更に、当店はお店で毎日1つ1つ餃子の餡を手包みして、手包みでしか味わえない焼き立ての食感にこだわっております。

総合居酒屋「おるげんと」の確かな食に対するこだわりを継承しつつ、昭和の懐かしい雰囲気の中で、ご家族で楽しめる、地域に愛される、そんな『鉄なべ餃子くまもと総本店』でありたいと日々精進しております。

昭和42（1967）年、とある人気ラーメン店を引き継ぐことになり、餃子を一日2,000個も包む繫盛店「たら福ラーメン」に成長しました。

元気一杯の「おっかさん」（福田よしえ店長）を筆頭に活気と賑わいのあるラーメン店となり熊本名物の店になっていきました。

それから35年経ち、SNSもままならない時代に移転することになりました。

多くのお客様が、「たら福ラーメンはなくなったばい」と人知れず、その活気の終焉を迎えていました。

移転先は、今のおるげんと下通本店です。

おるげんとの開店1年前たら福ラーメンと餃子のレシピを伝授させてもらうことになりました。

しかしながら、レシピが書かれた小さなメモ帳は、居酒屋店舗展開とともに無くなり「消えた歴史」となりました。

開業15年目の春、平成28年（2016）熊本地震。

被災し引越しを余儀なくされた状況の中、当時6歳の娘が1つのメモ帳を見つけ出します。それがたら福ラーメンの餃子とラーメンのレシピでした。

熊本地震に続けて、コロナパンデミックの最中、その小さなメモ帳のレシピは、地元の人に笑顔を届けるための手助けとなり、中川餃子製作所が誕生。

復刻「塩ぎょうざ」の商品化し、多くのお客様のご家庭でも楽しむことができました。

そして、現在、地域の子どもたち、社会人の方々にの活力や手助けとなるよう、毎日ひとつ一つ手包みにこだわった新しい熊本名物料理として、熊本元祖鉄なべ餃子専門店に生まれ変わりました。

地域密着型の居食屋レストラン『鉄なべ餃子くまもと総本店』でありたいと日々精進していきます。